1からわかるチャート解説 TradingView編 ー ピボットインジケーター

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Dr.X

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はじめに

以前、記事でダイバージェンス時のエクステンションとピボットを組み合わせる旨を紹介しました。

今回はピボットをTradingViewで使用したことのない方のために、説明記事を作りました。

ピボットポイントインジケーターは、サポートやレジスタンスの価格レベルを予測し、市場の反転点を把握するための強力なツールです。重要な価格帯を事前に知ることで、エントリーやエグジットのポイントを見つけやすくなります。

今回は、TradingViewでの基本的な設定からカスタマイズ方法まで解説します。 ピボットポイントは、市場の反転点やサポート・レジスタンスレベルを予測するためのテクニカル指標です。特にデイトレードや短期トレードで有効です。 ピボットポイントは、以下の主要なレベルを表示します

  • P(Pivot):基準となる価格
  • S1, S2, S3:サポートレベル(下方向の支えとなる価格)
  • R1, R2, R3:レジスタンスレベル(上方向に対する抵抗となる価格)

これらを活用することで、価格が反転する可能性のあるポイントを予測できます。

インジケーターの追加方法

  1. TradingViewのチャート画面で「インジケーター」ボタンをクリック。
  2. 検索バーに「ピボット」と入力し、「Pivots(ピボットポイントスタンダード)」を選択。

これで、ピボットポイントのインジケーターが表示されます。

基本設定

計算方式:デフォルトの「従来方式」方式が一般的で、初心者はこのまま使用するのがおすすめ。

表示されるレベル:ピボットポイント、サポート、レジスタンスの各レベルが自動で表示。

不要な線の非表示:特定のサポートやレジスタンスを非表示にするには、インジケーター設定の「チェックボックス」をオフにするだけ。色の変更やピボットの線の太さも変更できる。

ラベルの位置変更:設定画面で「ラベルの位置」を調整し、チャートに合わせたカスタマイズが可能。 TradingViewのピボットポイントインジケーターでは、以下のカスタマイズが可能です。

  • 線の太さや色の変更:見やすくするためにカスタマイズ可能。
  • 過去のライン表示数の変更:過去のピボットポイントの表示数を調整可能。
  • 時間枠の変更:異なる時間足に適用することで、より広範な市場分析が可能。

基本設定のままで十分活用できますが、慣れてきたら少しずつカスタマイズしてみましょう。 ピボットポイントインジケーターは、初心者でも簡単に市場のサポート・レジスタンスを把握できる便利なツールです。

  • インジケーターの追加:「Pivot Points Standard」を検索して簡単に追加可能。
  • 基本設定:デフォルトの「トラディショナル」計算方式で問題なし。
  • 表示されるレベル:ピボットポイント、サポート、レジスタンスが自動表示。不要な線は非表示可。
  • カスタマイズ:色や太さの変更は可能だが、初心者はデフォルト設定のままでも十分。
  • 時間枠の適用:短期トレードでは短い時間足、長期トレードでは日足以上を活用。

まずは基本的なピボットポイントを活用し、反転ポイントを確認することから始めましょう。慣れてきたらカスタマイズに挑戦し、より効率的なトレードに役立ててください。

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